人を知る人を知る

HOME / 人を知る / シニアマネージャー 小高律子

みんなが私のことを育ててくれた
そして、みんなが私を支えてくれた

――THREEとの出会いについて教えてください。

出会いは2009年秋。百貨店の化粧売り場を歩いていて、THREEコーナーのイメージビジュアルを見た事がきっかけでした。前職も化粧品メーカーで美容部員をしていたのですが、エステサロン、美容室など、美容に携わる仕事が好きで、新しいメーカーのチェックを定期的に行うのが習慣になっていました。
その日も、仕事帰りに何気なく化粧品フロアを回っていたのですが、いつもとは違い、ある売り場に今までにない感覚を受けたんです。それがTHREEとの最初の出会いです。

――どんな感覚をもったのですか?

直感に響いた感じですね。いきいきとした生命感に溢れたモデル、無垢な印象なのに強い存在感を放つ製品パッケージ、狭い百貨店スペースの中でも余裕すら感じさせるディスプレイなど、THREEの雰囲気に吸い込まれて目が離せなくなりました。

待遇面より、自分の感覚を信じて取った行動

――その出会いで転職を考えるようになったのですか?

写真はい。自宅に帰りWEBでTHREEを調べ、クリエイターを募集している事を知ったので、何の迷いもなく、すぐに応募しました。20代半ばの転職でしたが、給与や待遇面もあまり気にしなかったです。

――迷いなく、すぐ応募とはすごいですね。

THREEというブランドの化粧品の枠を超えた表現の自由さや、存在の力強さに強く惹かれ、自分の感覚を信じた結果の行動でした。面接は終始緊張しましたが無事に終え、晴れて採用されることになり、私のTHREEストーリーが始まりました。

勉強は好きでも得意でもなかったけれど

――同業界の転職はスムーズに行きましたか?

写真はい。ただ、業界での経験より、同期やトレーナーのおかげだったと思っています。
入社直後のトレーニングでは、身体の仕組み、肌理論、メイクアップ理論の基礎知識、一人ひとりの肌に合わせてホリスティックに提案出来るカウンセリング方法や商品知識などを学んだのですが、もともと勉強自体好きでも得意でもなかったので、最初は辛く感じたこともありました。でも、トレーナーの方々の優しさや同期メンバーの頑張りに刺激されて、知識が一つ一つ自分のものになっていく楽しさを経験することが出来ました。あの頃から7年経った今も、同期の存在はとても大きいです。

――同期の存在はやはり心強いのですね。

そうですね。私の同期には心優しくタフな女性が多かったので、現在も全国でスペシャリストやマネージャーとして活躍していて、会える機会はあまり無いのですが、耳に入ってくるみんなの頑張りは日々の励みになっています。

入社から1年はとにかく必死でした(笑)

――現場配属後について聞かせてもらえますか?

写真トレーニング後の配属先は新宿伊勢丹でした。
日本の百貨店の中でもトップセールスを誇る新宿伊勢丹。購入者としてはよく行っていましたが、お客様を迎えいれる側に立つ事は想像が出来ず不安でした。このときも、トレーナーの方に温かい言葉で送り出してもらったおかげで、単純な私は気持ちを切り替えることができて、意気揚々と新宿伊勢丹で働き始めることができたのを覚えています(笑)。

――では、現場にもスムーズに入っていけたんですね。

職場環境に慣れるのはスムーズでしたが、現場では毎日必死でした。やる気と体力だけは十分ありましたが、知識も技術もまだまだ未熟で、配属直後はお客様へのカウンセリングがなかなか満足に出来ず悔しい思いをしたことも多かったです。自宅で母をモデルにメイクの練習を行ったり、精油や商品知識を勉強したり、とにかく必死な日々が続きました。それに、当時THREEはロンチして半年くらいだったので、まだ知らない方が多く、ブランド自体を知ってもらうことにも必死でした。「1人でも多くの方にTHREEの魅力を伝えていく」ということを日々意識しながら仕事に取り組んでいるうちに、お客様が増え、自然と接客ができるようになっていました。

クリエイターの枠を飛び越えた活動

――クリエイターからのキャリアパスの経緯を教えてください。

写真入社から1年ほど経ち、接客の楽しさを実感し始めていた頃、THREEメイクスペシャリストとして活動するチャンスに恵まれました。元々ヘアメイクが好きでアーティストとして活躍する事を目標にしていたので、お話しを頂いたときは本当に嬉しかったです。
全国の百貨店で行われるイベントやアパレルブランドでのPR活動など、クリエイターの枠を飛び越えてTHREEの認知度を広げていく活動は、第一線で活躍されている方達とお話し出来る機会もあり、とても刺激的で貴重な体験でした。

――クリエイターとは違った苦労も多かったのではないですか?

そうですね。お客様から厳しいご指摘を受ける事もあり落ち込んだ時もありました。でも、当時のマネージャーやクリエイターの仲間に支えられながら、「THREEが好き」「THREEというブランドを作っているのは私達なのだ」という想いを持ちながら仕事をしていたら、あっという間に過ぎ去った2年半でしたね。

自分自身のリニューアルを

――そのままアーティストの道へ進んだのですか?

写真いえ、その後は中堅クリエイターとして一度現場に戻り、お客様の数が多い伊勢丹でメイクスキルを磨く事に打ち込んでいました。プライベート・仕事ともに充実した日々を送っていた矢先に、2つ目の店舗へサブマネージャーとしての異動のお話しがあったんです。
本当に有難いお話しでしたが、当時の私はアーティストを目指していて、「出来る事ならこのまま伊勢丹でキャリアを積んでいきたい…」という思いと、2年半お世話になった伊勢丹メンバーと離れたくない思いとで、手放しでは喜べない人事異動でした。

――そこから、どのように気持ちを切り替えたのですか?

こんな中途半端な気持ちで異動しても誰の役にも立てないだろうと感じていたので、モチベーションを上げる為に異動までの期間は本を読みまくりました。
その中でも本屋で平積みされていた「置かれた場所で咲きなさい」という本を読み、働く場所や環境に刺激や変化を求めずに、自分自身をリニューアルして頑張ってみようと決意したんです。ここは自力でしたね(笑)

みんなが私のことを育ててくれた

――やはり異動後も苦労は多かったのではないですか?

写真異動した直後は、「メイクスペシャリスト兼サブマネージャーとしてみんなのお手本にならなくては」と意気込んでいました。でも、私の虚勢と緊張を見透かしたように、当時のメンバーは自然体で温かく迎えてくれ余計な力が抜けました。それに、みんな純粋に頼ってきてくれて、素直に嬉しかったです。そうこうしているうちに、自然とサブマネージャーとしての自分にも慣れていきました。自分から変わったのではなく、みんなが私の事を育ててくれたのだと思います。

――モチベーションは、メンバーの存在ということになるのでしょうか?

そうですね。時に目標ややりがいを見失いそうになった時もありましたが、自分の為じゃなくメンバーの為に頑張ろう!と決めてモチベーションを保つことができました。自分の行動が誰かの為になっているという感情は時にエゴかもしれませんが、エゴ的な部分があるからこそやりがいも生まれていくのかもしれません。

――メンバーとの関係がとても良さそうですね。

はい。当時のメンバーはみんな食べる事が好きだったので、何かにつけては一緒に出かけてコミュニケーションを取り、日々をエンジョイしておりました(笑)。 ただ、そんな矢先にまた異動のお話があったんです。しかもTHREEを体現したフラッグシップショップ「THREE AOYAMA」のマネージャー。

――今のお仕事ですよね?

はい。ただ、当時はマネジメントの道に進む事を全く考えていなかったので、「引き受けたあとで嫌にならないだろう?きちんと責任を果たせるのか?」とグルグルと自問自答しました。でも、現在の上司の新店にかける情熱やTHREEを体現する店舗というコンセプトに強い魅力を感じ、チャレンジしてみようと思いました。
マネジメント経験のない自分への不安は、オープンが近付くにつれて大きくなりましたが、「選んでもらったからには期待以上の成果を出せるようにベストを尽くそう」と決意して臨んだTHREE AOYAMAでした。

常に誰かの優しさに支えられているから

――実際オープンしてからはどうでしたか?

写真THREE AOYAMAは、取り扱う商品がアパレルから雑貨、植物など幅広く、THREE のSPAやDININGも含めた3つの空間から成り立つ店舗なので、オープンしてからは連日たくさんのお客様が来店して下さり、期待と注目が集まっている事を日々実感していました。オープンしてからしばらくは予想のつかないハプニングと残業が続き、メンバーのみんなは慣れない環境下で体力と気力を限界まで使って乗り切っていましたね。「なんとかなるよ」が口癖の楽観主義の私でも緊張と疲れで睡眠不足の日が続いたので、オープン直後の数か月はあまり記憶にありません(笑)。混雑が落ち着いてからも様々な問題と課題が挙がり、解決してはまた挙がりの繰り返しで、みんなと一気一憂する日々でした。

――そうした経験を通して、今後に向けた想いを教えてください。

「THREE AOYAMAに対するお客様の期待を上回るような接客とはなんだろう?」
「マネージャーとしてみんなに教えられること、出来ることは何だろう?」
考え出すときりが無く、自分の選択が正しいのか間違っているのか、ぶつけ所の無い感情を抱えて悶々としてしまう日もありました。でも、クリエイターのみんなからの励ましや、オフィスの方が来店した時に見せる笑顔、アーティスト、トレーナー、フィールド、統括からのアドバイスや店舗の仲間のひたむきな努力が、私の気持ちを楽にしてくれました。前向きな自分を取り戻せた時は、常に誰かの優しさがありました。これからもTHREEで生まれた出逢いや思い出を大切に、自分らしく楽しみながら様々なことにチャレンジしていきたいと思います。

ページトップへ

株式会社ACRO
東京都品川区西五反田2-27-4
Tel:03-3779-3740 / Fax:03-3779-3745