• #001_2「さあ、ミューズを見つけよう」

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    特集「目覚めよ、ミューズたち」の第2回目となる今回は、THREEファンの一般女性をモデルに迎えて、THREEがこの春に提案する「エシリアル メイク」(エシリアル=「信じられないほど美しい」)をご紹介します。THREE メイクアップ クリエイティブ ディレクター RIE OMOTOによるプロのテクニックを交えたコメントにご注目ください。
    <モデル>田崎未来(たざきはるか)さん ご自身もヘアメイクアップアーティストとしてご活躍されている、NY在住の女性。現在は、広告や雑誌などのヘアメイクを担当しているほか、コレクションのバックステージなども手がけています。普段はメイクアップを「する側」の田崎さんが、今回“オプティミスティック エシリアル”で、自分の中にどのようなミューズを見つけ出すのでしょうか。
    <メイクアップ>RIE OMOTO(THREE メイクアップ クリエイティブ ディレクター) 内面に秘められた人の魅力を、メイクアップで存分に表現するのがモットー。NYを拠点としながら、多くのコレクションに関わり、『ELLE』『VOGUE』『Numéro』などのグローバルモード誌でメイクを担当するなど、世界を舞台に活動。アート作品への関わりも多い。愛犬と過ごす時間が最高のリラックスタイム。
    濃い色→淡い色の順にオン。吸引力の高い目もとへ ftrs001_2_2

    THREEのアイメイクは、「濃い色」から使うことが特徴。このアイカラーパレットを使うときは、向かって左側の「コアカラー」をまず目の際へしっかりとのせてから、右側の「ラブカラー」をまぶた全体に広めに重ねます。 より目力を出したいときには、その上からもう一度「コアカラー」を、目の際にライン上に引いてください。 ※「コアカラー」……目もとを凛と引き締めるアイカラー。 ※「ラブカラー」……エアリーなニュアンスを含んだアイカラー。

    RIE’S COMMENT

    「ラブカラーを重ねることで、ぐっと増すニュアンスを楽しんで。まるで霧の中を歩いているような幻想的なイメージに仕上がります。今回のコレクションの淡くも印象的な色に合わせて、眉の色も薄めにするのがオススメ。自分の髪の色より少し明るい色味で、しっかりとしたシェイプに仕上げて」

    THREE プレスド アイ カラー パレットデュオ 各3,990円(税込) 新色4色/全10色 今回のメイクでは、やわらかに香り立つようなローズピンクと、モード感たっぷりのブラックグレーを配した10番「DARK EYED ANGEL」を使用。クールでほどよくセクシーな印象の目もとに。
    氷上を舞うスケーターのように、チークブラシを滑らせて ftrs001_2_3

    ミューズの洗練と清らかさをそのまま色にしたような新色は、まるで花を咲かせるように、表情にピュアな華やかさが宿ります。太目のチークブラシを使って、頬の笑ったときに高くなるポイントから目尻に向かって、大きく円を描くように色をのせて。

    RIE’S COMMENT

    「とても粒子が細かくて透明感にあふれたチークカラーなので、どんなに重ねづけをしてもナチュラルに仕上がります。ブラシを使うときは、手首ではなく肘を回すことを意識してみて。氷上を舞うフィギュアスケーターのように、くるくるとね」

    THREE カラーヴェール フォー チークス 各3,150円(税込) 新色2色/全15色 田崎さんには、ヘルシーでナチュラルな印象の25番「DIVINE RADIANCE」を使用。
    唇に直接オン。2色使いでさらに魅力的に ftrs001_2_4

    その発色とテクスチャーに、はじめてつけた多くの人が驚いてしまう新口紅。モード感満載の色彩がきれいに発色し、同時に透明感も叶えるので、唇の魅力を最大限に引き出すことができます。今回はヌーディーなカラーとビビッドなカラーの2色使いで、よりナチュラルかつ表情豊かに仕上げました。

    ftrs001_2_5 RIE’S COMMENT

    「今回は、まずヌーディーな色を唇全体に塗って、次にビビッドな色を唇の中央にだけ重ねて指でぼかし、さらにその上から再びヌーディーな色を唇全体に塗りました。ビビッドな色をヌーディーな色でサンドイッチするイメージです。塗るときはリップスティックを直接唇に当てて、唇の中央から両端に向かって滑らせます。そうすることで中央に色が濃くついて、より立体感のある唇に。最後に何もついていないリップブラシを使って、唇の輪郭やしわに色をなじませてあげると、さらにGOOD」

    THREE ベルベットラスト リップスティック 各3,675円(税込) 新商品全8色(内、THREE AOYAMA限定2色) ヌーディーな色には04番「MAGICAL MOMENTS」を、ビビッドな色には01番「CRIMSON MOON」をチョイス。大人らしさと無垢なキュートさが、バランスよく混じり合って。
    来週はいよいよ、田崎さんが「自分の中のミューズ」と対面。RIE OMOTOのメイクアップによって、田崎さんはどんな魅力を目覚めさせたのでしょうか? 今回紹介しきれなかったメイクアップテクニックも併せてご紹介いたします。 次回、「目覚めよ、ミューズたち」最終回にもご期待ください!
  • #001_1「ミューズは、あなたの中にいる」

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    春は、いつもより少しだけ歩幅を広めにとって、街を軽やかに歩きたくなる季節。そんな季節を先取りして、心まで軽やかにするメイクアップコレクション“オプティミスティック エシリアル-OPTIMISTIC ETHEREAL”が誕生しました。THREE TREE JOURNALでは、これから3週に渡って「自分の中のミューズ」をテーマに、あなたの春夏を彩るヒントをご紹介していきます。
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    自分の中にいるミューズを目覚めさせる

    寒い季節ほど、春を待ち焦がれるもの。そんな想いにこたえるように、THREEから2014年春夏メイクアップコレクション“オプティミスティック エシリアル”が1月15日に発表されました。 オプティミスティックは「前向きな」、エシリアルは「信じられないほど美しい」という意味を持つ単語。この2つの言葉が組み合わさった今コレクションは、「自分の中のミューズ」をテーマにしています。 ミューズと聞くと、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーンといった往年の大女優やスターのように、人びとに憧れを抱かれる存在を呼び起こすかもしれません。しかしミューズには、誰か別の人に憧れたり、近づこうとしたりする存在の代名詞としてだけではなく、「自分の中に存在するもの」でもあると、THREEは考えています。

    もしかすると、往年のミューズたちが輝いていたのは、彼女たち自身が、自分の中の「本当の自分」に気づき、その個性を大切にしていたからなのかもしれません。

    メイクアップをすることは、鏡に映るいまの自分と向き合い、自分の中にいる誰もが生まれ持った「ピュアで美しい存在」(=ミューズ)に気づくことができる手段のひとつです。 2014年春夏メイクアップコレクション“オプティミスティック エシリアル”を使って、あなたの中のミューズを目覚めさせてください。

    RIE OMOTOが語る新コレクションの魅力

    コレクションの発売に合わせてNYから来日中のRIE OMOTO(THREE メイクアップ クリエイティブ ディレクター)に、“オプティミスティック エシリアル”の開発秘話や大きな特徴を聞きました。 RIE OMOTO(THREE メイクアップ クリエイティブ ディレクター) 内面に秘められた人の魅力を、メイクアップで存分に表現するのがモットー。NYを拠点としながら、多くのコレクションに関わり、『ELLE』『VOGUE』『Numéro』などのグローバルモード誌でメイクを担当するなど、世界を舞台に活動。アート作品への関わりも多い。愛犬と過ごす時間が最高のリラックスタイム。
    「アクセサリー感覚で選べるリップカラー」 THREE ベルベットラスト リップスティック 新商品全8色(内、THREE AOYAMA限定2色) ftr_001_2

    このリップスティックは、新しいリップクリームを開発する気持ちで作りました。それくらいなめらかなテクスチャーが特徴で、つけた方の多くも、そのつけ心地に驚かれます。天然の保湿成分を50%以上も配合しているので、保湿効果はもちろん、仕上がりも長時間フレッシュなまま。ぜひ、みなさんの唇で体験してみてください。

    もうひとつの特徴は、何と言ってもこの色味。美しい「発色」と、ナチュラルさを生かした「透明感」の両立が、最大のポイントです。ヴィヴィッドカラー(01、02)をとてもピュアに纏うことができるのも、この特徴の効果。どなたにも使いやすいカラーラインナップになっているので、その日の気分や洋服に合わせて、アクセサリーを選ぶように好きな色をピックアップしてみてください。
    「今春のトレンドにぴったりな目もとが簡単に完成」 THREE プレスド アイ カラー パレットデュオ 新色4色/全10色 ftr_001_2

    目もとにニュアンスを宿して、ほんのりスモーキーに仕上げるアイカラーは、春らしいラベンダーカラーとピンクカラーをベースに作りました。それぞれにウォームトーン(07、08)とクールトーン(09、10)のバリエーションがあり、それぞれの色が生み出すとても印象的な表情は、絶妙なカラーとパールのコンビネーションによるものです。

    透明感とニュアンスが同居する、「ニュートラルスモーキー」なアイメイクは、今春トレンドのビッグプリントのファッションとも相性抜群。やさしい色味なので、誰でも簡単にスモーキーアイをつくることができるうえに、存在感を放つリップとも好相性です。ナチュラルとモードを兼ね備えた目もとに仕上がります。
    「肌に溶け込む透明感に優れたカラーで、軽やかに頬を彩る」 THREE カラーヴェール フォー チークス 新色2色/全15色 ftr_001_2

    肌に溶け込むようになじむTHREEのチーク。新しい2色は、ナチュラルでやさしい印象で表情全体をまとめるように、スキントーンに近いイエロートーンを忍ばせました。それと同時に、THREE独自の透明パールが、ピュアで自然な表情を生みだします。粒子が細かいので、決してつけすぎることがなく、重ねづけも自由自在。頬にヴェールをかけるように、楽しい気分で使ってみてください。

    自分の中のミューズに会いに

    NYから一時帰国中の田崎未来(たざきはるか)さんをモデルに迎え、“オプティミスティック エシリアル”のメイクアップに挑戦してもらいました。
    make_model_01 今回のモデル 田崎未来(たざきはるか)さん。写真はメイクアップ前。
    田崎さんは5年ほど前から単身で渡ったNYで普段はヘアメイクアップアーティストとして活躍中。現在は広告や雑誌などのヘアメイクを担当しているほか、コレクションのバックステージなども手がけているそう。普段はメイクアップを「する側」の田崎さん。今回、“オプティミスティック エシリアル”で、自分の中にどのようなミューズを見つけ出すのでしょうか。
  • サウナ美人

    Sauna Beauties

     
    冬がやって来るとドイツのサウナが恋しくなる。それは日本的な大衆浴場に併設されたタイプのものではなく、大人のためのラグジュアリーなスパ施設のこと。趣向を凝らした10種類以上のサウナ、温水プール、エステ、レストラン、リラクゼーションスペースを備えた高級リゾートホテルさながらのスパがドイツ国内各地にあり、日々の疲れを癒し、ストレスフルな日常からお手軽にエスケープするためのデスティネーションとして通年大人気だ。サウナで思い切り汗を流して芯まで温まり、プールでひと泳ぎしてからバスローブ姿で読書にふけったりうたた寝をしたりとバカンス気分上々。 Sauna Beauties しかしこのリュクスな空間へは、ある種の勇気を持ってのぞまねばならない。サウナはすべて男女混浴で禁断の“フルヌード”で入るのがお約束だからだ。プールやその他共用スペースでは、バスローブ姿で過ごすのが一般的だが、全裸でスイミングも出来るしサウナ外でヌーディストと遭遇することも。湿度が高いサウナでは視界が悪くぼやけてほとんど見えないので良しとしても、人気の高いサウナともなると老若男女スシ詰めのフルヌード祭り。初めて経験した時は自分の身体をさらけ出す不安があり、目のやり場にも困ったものの、すぐに慣れてしまうと人生を語り尽くすような女性のボディの有り様に、ついつい見入ってしまう。さすが骨太ドイツ美女らしくグラマーなメリハリボディ、鍛え上げられた筋肉ビューティ、重力に完敗した残念なカラダも……。ああ、女性の数だけボディあり。サウナというリアリティショウを通して、理想のカラダに近づく努力をせねばと我が身を振り返る瞬間がやって来る。 サウナを訪れるたびにドイツ人女性に感嘆するのが、どんなカラダの持ち主であれ、ノーメイクどころか素っ裸なのに実に堂々としていること。見ず知らずの全裸男性が隣に寝転んでいても怖じ気づくことは一切なく、背筋をピンと伸ばして座りサウナに集中。初対面の全裸男女がいかにもリラックスして世間話を交わす姿もちらほら。タフなドイツ人女子の心意気にほとんど尊敬に近い念を抱き、むしろ「見られている」と意識することに妙な罪悪感を覚えてしまう。それにしても全員が全員、容姿偏差値70超えとは言い難い女性たちが、なぜこうも自信に満ちているのだろう。どれだけ歳をとろうとシワやシミが入ろうとウエストが消滅していようとバストが貧弱であろうと、他人の視線はお構いなしとばかり、マイペースにリラクゼーションに興じている。顔や身体を飾る術が何ひとつない、文字通り身ひとつで勝負の空間にいて、いたって自然体で凛としている彼女たちはカッコよくもチャーミングにも映る。超個人主義な国民性も影響してか、他人と自分を比べるよりも、自分らしくあることに重きを置いている女性たちなのだと思う。心まで温まったサウナ美人たちは、何だか輝いて見えるのだ。 さて、2014年サウナ初めは義母とケルン市内の*1 Claudius Thermeで女同士の裸の付き合いをするか、郊外にある地中海テイストのゴージャススパ*2 Mediteranaで夫と現実逃避デートするか……。サウナでは今年も意外な美の気づきに出会いそうだ。 Sauna Beauties *1 Claudius Therme http://www.claudius-therme.de *2 Mediterana http://www.mediterana.de
    • No.011
    • “Sauna Beauties”
    • WEDNESDAY, 22th JANUARY, 2014 by Etsuko Aiko
    When winter rolls around in Germany, I feel a strong urge to visit one of the country’s many saunas. Saunas aren't established public baths like in Japan, but rather luxurious spa resorts for adults. These spas, which seem like luxurious resort hotels and often feature more than 10 varieties of saunas, heated pools, beauty salons, restaurants, and relaxation spaces, are everywhere in Germany. They are popular year-round as destinations that allow people to escape easily from the stress of daily life and to relieve their fatigue. It's a relaxing getaway for me to warm myself to the core while sweating my brains out, and to read a book or catnap in a bathrobe after a quick swim in the pool. However, you need to muster a certain kind of courage to come to these magnificent spaces, because men and women bathe together in the sauna in “full nude mode”. In the shared spaces and pools, everyone wears a bathrobe, but you can swim nude and see lots of naked people walk around in the common spaces outside the actual saunas. Even though it's no problem in the humid saunas where vision is poor and blurry so you can hardly see anything, the most popular of these saunas are virtual piles of men and women, young and old, all in their birthday suits, crammed together like canned sardines. Despite feeling uncomfortable initially about exposing my body and not knowing where to look, once I got used to it, eventually I couldn’t help but glance at these women's bodies, which tell the tales of their lives. Glamorous and curvaceous bodies of big-boned beauties, others with toned bodies, some that have given in to the forces of gravity... There are as many bodies as there are women. Then, at some point during this sauna reality check came the moment of truth, when I looked at myself and suddenly realized I had to work for my ideal body. What I admire about German women every time I go to the sauna is that not only do they not wear makeup (which in itself would make many Japanese women feel uncomfortable ), but that, no matter what kind of body they have, they are confident in displaying it for all to see. They are simply sitting in the sauna with their backs straight, not once feeling intimidated, even by a totally nude male stranger lying next to them. I’ve seen totally nude men and women casually having a chat in the nude despite just having met for the first time in a completely relaxed and natural way. I feel a sense of respect for the tough spirit of German women, while I myself still cannot fully relax about getting looked at, although I know nobody cares. How can these women, many of whom deviate far from what would generally be considered beautiful, be this confident? No matter how old or wrinkled, how unshapely their waist or how small their breasts, they hardly care if others are looking, and enjoy relaxing at their own pace. Nothing adorns their faces or bodies, they enter the aesthetic battle field with nothing but what they’ve been given by nature. Their bodies look dignified and pretty. I think they place more value on being themselves, rather than comparing themselves to others, possibly because of their more individualistic culture. These sauna beauties look like their glowing from the core of their very existence. Now, for my first sauna trip in 2014, should I go to the nearby Claudius Therme *1 in Cologne with my mother-in-law, or make an escape from reality on a date with my husband at the gorgeous Mediterana *2 spa for a taste of the Mediterranean in the suburbs...? I have the feeling that I'll come to discover my own beauty once again this year at the sauna. *1 Claudius Therme http://www.claudius-therme.de *2 Mediterana http://www.mediterana.de

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