南阿蘇 ハーブ栽培の始まり

〈THREE STAFF DIARY〉
THREE ホリスティック リサーチセンター(通称:HRC)
より、活動の一部を紹介するダイアリーをお届けします。
暖かい日差しが降り注ぎ始める3月・4月。
今年も、熊本県の南阿蘇村と佐賀県の唐津市、玄海町にあるTHREE ハーブガーデンでは、オリジナル原料となる「ハーブの定植」が始まりました!
この活動を始めて4年目。
いまや東京ドーム1.5個分以上の広さを誇るTHREE ハーブガーデン。
私たちの大切にしている「本物」をお届けする価値づくりの根幹となるこの定植作業に、今年も多くのスタッフが参加しました。
今回は南阿蘇村から、その様子を少しご紹介します。
現在南阿蘇村で栽培しているのは、ゼラニウムやレモングラスをはじめとする、南阿蘇の「豊かな水」のある育成環境に適したハーブたち。
試験栽培品を含めると、なんと約16種以上!
そんなハーブたちを今回定植したのは、「沢津野」地区。
南阿蘇村の各地に拡大を続けるハーブガーデンの中でも、広がる田園風景と吹き抜ける風が心地よい場所です。

牧草や野菜、お米などを育てる広大な畑と立派な木々が立ち並ぶこの場所では「沢津野の村おこし」として農家さん方にも多くのご協力をいただいています。
作業は、苗づくりや、土を掘り起こしふかふかにして畑を整える土起こしといった準備からはじまります。
定植した植物がしっかり大きく育つように、準備段階から気が抜けません。

足踏みをしながら畑を往復して栽培の土台となる畝(うね)を作り、ヘトヘトになったあと、植物の定植がスタート。
実は、この作業はオリジナル原料づくりの中で一番、手間と体力を要する作業。
再び畑を何往復もして苗の入ったパレットを運び、スクワットのように立ったり座ったりを繰り返して植えていきます。(私たちの間では「筋トレ」と密かに呼ばれています。)

日中は急な気温上昇や、突然の雨など、自然相手の作業は大変ですが、今年はどこまで成長し、どんな香りを皆様にお届けできるのか今からわくわくとした気持ちです。
今年も、THREEハーブガーデンからの香りを楽しみにしていてください!
〈COLUMN〉自然の恵みと人の想いが織りなす、南阿蘇のハーブづくり
ーこだわりのハーブを、南阿蘇から。ー Vol.1
ー思い描くハーブの色と香りを求めて。ー Vol.2
ー南阿蘇で「本物の香り」を生み出す 。ー Vol.3
THREE ホリスティック リサーチセンター