#039_3「意外な落とし穴! “美”を左右する10のチェックポイント」

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スキンケアもメイクもがんばっているのに、理想的な肌になれなかったり、あかぬけた表情になれなかったり……。そんなとき多くの人が陥っているのが、スキンケアとメイクのうっかり落とし穴。 今回みなさんとチェックしていくのは、基本的なのに多くの人が出来ていない、今すぐ確認しておきたい10の要ポイント。初心に戻って、ぜひ一緒にチェックしていきましょう!

#Check1
ポイントメイクアップリムーバーは使っている?
目もとのポイントメイク、たしかにクレンジングオイルでも落とすことはできますが……。それでもポイントメイクアップリムーバーを使う必要があるのは、目もとの皮膚は顔の中でも特殊な存在であるから。 薄い皮膚に付着した濃いメイクを専用リムーバーとコットンで優しく拭き取ることによって、①色素沈着による黒ずみ ②摩擦によるたるみ ③皮膚の乾燥の防止に。今の目もとの5年後、10年後の印象を想像すれば、この一手間の必要性をズンと重く感じられるはず。

#Check2
適切な使用量を把握している?
年齢を重ねスキンケア歴が長くなってくると、何となくの勘でスキンケアの量や使用方法を決めてしまいがち。でも実際プロの目から見たとき、その量や方法が間違っているというケースは、決して少なくありません。 特によくあるのが使用量の不足。適量を使わないとせっかくの効果も期待できなくて当然。今持っているスキンケアの使用量と使用法を、今晩あらためて確認してみて。

#Check3
化粧水がちゃんと浸透するのを待っている?
スキンケアの時間短縮をしたくて、化粧水がまだ肌表面に残っている状態なのに、次のステップの乳液をつけてしまうこと、ありませんか? 「化粧水は、乳液が肌の角質層に浸透していくための通り道を作るもの。まず化粧水が肌に入っていかないと、その後に塗るものもしっかり浸透しませんよ」(THREEスキンケアトレーナー) 正しいスキンケアには“待つ時間を持つ心の余裕”も必要ということですね。

#Check4
今日も、鏡に近づいて自分の肌をじっくり見つめた?
肌もメイクも、たしかに“全体の印象”は大事。でも、自分のコンディションをしっかり把握して管理するためには、“細部の観察”がものを言います。毎日パーフェクトな肌であろうと神経質になる必要はありません。“あくまで観察する”というスタンスで大丈夫。自分の肌を知るだけで、その状態も毎日の習慣も、自然と変わってくるはず。

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#Check5
ファンデーションの色、明るすぎない?
美白の肌に憧れて、つい選びがちな“明るすぎるファンデーション”。首の色とのギャップで、まるで顔が“白いお面”のようになってしまっているケースを見るたび「白ければ良いというものではないですよ」と心の中でアドバイスしてしまいます。 日焼けしやすい首の色は顔より1トーン暗いことが多いのですが、ファンデーションは首の色に合わせるのが正解です。

#Check6
顔の外側(フェイスライン、こめかみ、髪の生え際)に塗り残しはない?
自分の顔は正面から見ることが一番多いけれど、人からは正面以外から見られることが多いという事実。それゆえ、フェイスラインをはじめとする顔の外側の塗り残しに、気付いていないのは自分だけという悲劇が起こりがち……。(友達に「塗り残し目立つよ」とは注意しづらいですよね……。)顔の側面、要チェックです。

#Check7
小鼻の脇、きれいですか?
顔の構造上、小鼻の脇にはファンデーションが溜まりがち。同時に赤みや、くすみに見える影も見えてしまう箇所です。(その結果、小鼻が大きく見えてしまいます。) まずはスポンジでしっかりとファンデーションを薄づきに馴染ませること。さらにコンシーラーを使って赤みとくすみを抑えることで、小鼻まわりをすっきりと、鼻を高く見せることができます。この目立たない一手間が、表情の洗練のツボに。

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#Check8
チークはちゃんとぼかせている?
チークが濃すぎたり、チークと肌の境界線がぼかせていないと、メイク下手な印象に。大人のチークは、肌色に溶け込む自然なグラデーションを心がけて。 反対に、チークをまったくつけていないと、生命感に欠けて老けた印象に。血色を表現するシマリング グロー デュオをチーク代わりに塗るだけでも、印象はぐっと生き生きとします。

#Check9
アイラインは目のフチに沿って引けている?
同性同士だと、意外と目がいくポイントがアイライン。ラインのガタつき、左右非対称な引き方、まぶたに隙間のあるライン(目のフチとラインの間に肌色の隙間があると不自然)、まつげとまつげの隙間など……。多少のテクニックも必要だけれど、それ以上に細やかさと丁寧さがものを言うポイントメイクです。 初心者でも書きやすいのは、柔らかい芯のペンシルタイプ。小さなブラシで目じり側をハネ上げたり、ラインのガタつきをぼかしたりすることもできて便利です。

#Check10
眉の形は骨格に沿っている?
メイクの中でも、眉は特に難しい箇所。悩んだ分だけ迷走して、眉の位置が本来あるべき場所とずれていたり、描くことを放棄してしまったり……。その顔に見慣れた自分にとっては違和感がなくても、人から見たらちょっと不思議な眉になっているかも。 自然な眉に戻す第一歩は「本来の生えぐせと骨格を生かすこと」ですが、それを自分で発見することが難しい場合は、プロやメイク上手で率直な友人に意見を求めるのが一番です。

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10項目の「見過ごしチェック」、みなさんの結果はいかがでしたか? 前回前々回ご紹介した「基本と細部こそ大切に」というプロの美容意識にならって、この春すべての女性が、もっと素敵な自分に出会えますように。 次回のFeaturesでは、春夏も肌の美しさをしっかり守るためのUVケア&ライフスタイルをご提案します。どうぞお楽しみに!