食べればわかる、食べるTHREE。

現在、夜の7時過ぎ。そろそろ帰ろうかな、もう少し仕事をしていこうかな、と悩んでいる私の今日一日が、なぜかとても充実していたように感じる理由。それは、こんな朝食を食べたからかもしれません。

打合せを兼ねて、朝8:30に待ち合わせたTHREE AOYAMA REVIVE KITCHEN。今朝は、素敵な女性(近日中にTHREE LOVERSに登場予定!?)と、出勤前に野菜たっぷりの料理を、カフェラテとのペアリングでいただきました。

写真の料理は「押麦/菜の花/ヘーゼルナッツ」というメニューなのですが、そのシンプルな名前からは想像もできないほど、色々な味や食感が心地よく混ざった、新しくて、優しくて、驚きに満ちたメニュー。
つたない言葉で表現するのは野暮かもしれないですが、今朝の幸せをシェアしたく、少しだけ説明してしまうと…

もちもちの押し麦を、大根のペーストと一緒に煮たリゾット。その上に、ソテーした菜の花、キノコ、そしてたっぷりのセリをのせて。さらに、カリカリのクランブル(ジャガイモ&ヘーゼルナッツ!)をかけて、最後は昆布オイルで、旨みと塩気をプラス。
多分ほかにも色々な素材や工夫があったのですが…。今朝食べたばかりなのに、もうその味を具体的にイメージすることが難しい程、決して奇抜ではないのだけれど、今までに食べたことのない、はじめましての味だったのです。

REVIVE KITCHENでは肉や魚を使わない料理を出しているのですが、こちらのお皿に関しては、乳製品さえも使っていないビーガン対応メニュー。このことについてシェフは、「素材と味のバランスを重視して作った結果、ビーガンメニューになっただけです。このハーモニーを生むためには、仮にここが肉や魚を材料に使うレストランであったとしても、それら使う必要はないし、むしろ使わない選択をします」とのこと。
それは、料理の満足感・幸福感をとても大事にしている井口シェフならではの、新しい味、新しい価値観。

一日のはじまりからゆっくりできる、朝時間の“食べるTHREE”、とってもおすすめです!(ランチタイムよりも穴場ですが、ご予約もできます。)