THREE ESSENTIAL SCENTS R〈 SPECIAL INTERVIEW Vol.3 〉

アパレルディレクター・ChiEmi & フローリスト・上杉圭哉

マインドに寄り添うアロマフレグランス「エッセンシャルセンツ」が、香りと装いをさらに進化させてリニューアル。心に触れるアレンジメントはもちろん、SNSで公開する日常が人気のフラワーショップ『Edā Flowers』オーナーの上杉圭哉さんと、アパレルブランド『Knuth Marf』ディレクターのChiEmiさん。ともにクリエイティブな仕事に携わるご夫婦に、「エッセンシャルセンツ」が寄り添う日常について聞いた。

ふたりをつなぐ、ウッディの香り

—好きな香りやこだわり、夫婦の共通点はありますか?

ChiEmi:香りを選ぶときは、心地よさを大切にしています。香りは気分を高めたり、リラックスさせてくれたりと気持ちに寄り添ってくれる存在。なかでもウッディ調の香りは、ふたりとも好きでよく選んでいます。

圭哉:香りものは、ほとんど夫婦で共有しています。妻へのプレゼントも、オードトワレやハンドクリームなど、香りがあるものを選ぶことが多くて。素敵なコンセプトに共感したり、ふたりでシェアできるような香りを探すことも楽しみのひとつになっています。

オフの時間にやさしく寄り添ってくれる

—なかでも、ヒノキやサンダルウッドが香る02 DAYS IN THE TREESは、おふたりともお気に入りだとか。

ChiEmi:私たち、サウナに行くことが大好きなんです。はじめて02の香りを嗅いだ瞬間に、森の中で外気浴ができるお気に入りのサウナの記憶がふわっと蘇りました。

圭哉:昨夜もふたりでシュッとひと吹きして、「まるでサウナにいるみたいだね」と話していたんです。おかげでリラックスすることができました。

ChiEmi:私は毎晩寝る前にストレッチをするのが日課なのですが、「エッセンシャルセンツ」の香りがそばにあると、より深く呼吸ができる気がして、心も体もすっと整う。自然とリラックスできて、心地よく眠りにつくことができるんです。

圭哉:お互い仕事が忙しいと、夫婦でゆっくり過ごす時間がどうしても少なくなって。そんな中で、「今日はどんな気分?」と一緒に香りを選ぶ時間は、自然と会話が生まれる大切なひととき。香りは、僕たちにとってひとつのコミュニケーションツールでもあると思います。

—たしかに香りが繋いでくれるものってありますよね。他に好きな香りや、使うシーンはありますか?

ChiEmi:私は、カルダモンが香る04 SPIRIT OF EDENもお気に入りです。スパイシーで清涼感があるので、朝起き抜けにシュッとひと吹き。目が覚めるし、気持ちもクリーンになります。

圭哉:シーンや時間帯に合わせて、使い分けられるところがいいですよね。僕は早朝に花の仕入れが多く、3時半に起きることも。正直辛いと感じる日もあるのですが、そんなときこそ「エッセンシャルセンツ」の香りがあると気持ちもシャキッと整う気がします。

ChiEmi:旅や出張にも、お守りのように持って行きたいです。特に海外は知らない土地なので、気を張っている時間が長く、疲れることも。そんなとき、好きな香りがあるだけで自分をニュートラルに戻してくれる。ホテルの空間を一瞬でリラックスできる場所に変えてくれるし、移動中でも落ち着ける気がします。

—天然精油のみで香りがつくられた「エッセンシャルセンツ」の使い心地はいかがですか?

ChiEmi:天然由来の香りには、より素の自分に戻れるような、やさしいリラックス感があると思います。私は長野の自然のなかで育ったので、故郷に“帰れる感じ”が本当に心地よくて。都会の暮らしの中で、ふと自然を思い出させてくれる香りに癒されますね。日常で本当に助けられています。

圭哉:僕にとって香水は、どちらかというと“外側”に向けたものという印象がありましたが、天然由来の香りは、もっと“内側”に向いている感じがして。自分自身を整えられる心地よさを感じています。また、「エッセンシャルセンツ」は、天然由来の精油を使い、自然のエレメントを映し出した香り。人にも地球にも寄り添うという考え方が、花を扱う僕の仕事とどこか重なる気がして、共感します。

香りが導いてくれる、心の余白

—多方面で活躍し、毎日忙しくされているおふたり。仕事のインスピレーションに香りは影響を与えますか?

ChiEmi:普段、旅先で感じた景色や空気、香りまでも丸ごと記憶して、服づくりに活かしています。コンセプトを考えたり、デザインを描いたりするときに、旅先での香りをふと思い出して、アイデアを膨らませることもあるんです。感性を鮮明にさせてくれるのは、香りだなと実感しています。

圭哉:僕は、普段は花に囲まれているので、香りそのものというより、「ひと吹きする所作」に意味があると感じています。忙しい合間を縫って、香りを纏うその瞬間は自分に意識を向けられる。その行動自体が、気持ちをリセットするための、大切なきっかけになっていると思います。

—おふたりにとって、オンタイムでの香りの役割とは?

ChiEmi:私の場合は、さまざまな場所を訪ねたり、多くの取引先の方と打ち合わせを重ねたりと、集中力が欠かせない日々。一度オフィスに戻って、好きな香りを纏うと思考が整理されて、気持ちもクリアになります。自分を“整える”ための大事なアイテムですね。

圭哉:僕も花やお客さまと向き合う時間が多く、自分を整える時間が少なくなってしまいがち。ちょっとした休憩時間に好きな香りを纏えば、よりリラックスしてお客さまを迎えることができる。良いサービスを届けられる気がしています。

PROFILE
(左)ChiEmi(アパレルディレクター)

保育士からファッション業界へ転身し、わずか24歳で『Knuth Marf(クヌースマーフ)』を設立。独自の世界観で“新しい自分に出会える服”を提案し、ジェンダーレスで個性あるスタイルを発信。
@cyoshi___ / @knuthmarf_official

(右)上杉圭哉(アパレルディレクター)

“言葉のかわりに花束を”をコンセプトにした、東京・渋谷区のフラワーショップ『Edā Flowers(エダ フラワーズ)』のオーナーフローリスト。花束やフラワーアレンジメント、空間装花まで幅広く活躍する。
@keiya_uesugi / @eda.flowers_____

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